自分の感情を
今回のテーマは、現代の若者についてです。
今朝、私は娘を自転車に乗せて保育園に向かっていました。
すると、車道に止まっていたゴミ収集車の後ろから若者が飛び出してきました。
私はとっさによけ衝突は避けられたのですが、その若者が私に向かって「チェッ!」と舌打ちをしました。
私は直ぐに自転車を止めてその若者の方を振り返り睨みつけました。
若者は私に近づき私を睨み返してきました。
そこで私は、「自分が飛び出してきておいて、チェッって言ったでしょ?」と聞くと、「言ったよ。」と答えました。
私が、「ぶつかって自転車が転んで娘が怪我したらどうするつもりなの?危ないでしょ!」と言うと、「急がないと道が渋滞すると思って・・・。」と言って黙っていました。
その彼の返事を聞き、つっかかってきたわりにはきちんと考えているのだなぁと思い、それから私は彼に説教をしました。
その内容は、
「せっかくこんな人のためになる仕事をしているのだから、人に向かってチェッとか言ったら自分が損するよ。」
「はい。自分が悪かったと思います。」
「そうね。私も朝から大きな声で怒っちゃってゴメンね。気分悪くさせっちゃったね。」
「いえ。大丈夫です。」
「これからは気をつけてね。仕事頑張ってね。」と言うと、満面の笑顔を浮かべて「ありがとうございます。頑張ります!」
と言って去って行きました。
このとき私は思ったのですが、最近の若者は見た目は茶髪にピアスでいかにも遊んでいるような感じを受けますが、大半の若者は純粋で素直な子が多いと言うことです。
確かに、小金欲しさに人を殺したり、気に入らないからと自分の親まで殺してしまう若者もいますが、全ての若者を同一視することには問題があると思います。
今の若者は喜怒哀楽を表現するのが下手で、甘えることが下手だと思います。
その原因は親にあって、
1.悪いことを悪いと叱れない。
2.叱る時は感情任せで、愛情のこもった叱り方をしない。
3.なぜ悪いのかを教えてあげない。
4.叱った後の愛のこもったハグが無い。
まあ、こんな理由によって子供たちは感情の表現方法を知らないまま育ってしまうことが多いと思われます。
私も人のことは言えない親で、昨日も感情任せで叱ってしまいました。
私は子供を出産する前までは仕事の鬼で、仕事以外の時間は自分の好きなことしかしてませんでしたので、出産してからの変化はかなり辛いものがあります。
最近は仕事も忙しく、休みも満足に取れない状況なので体力的にも辛く、子供に対してゆとりを持って接することができないこともあります。
必要以上に叱る必要の無い時でも、自分がイライラしているので、自分の感情を抑えられない時もあります。
叱った後ですごく後悔してしまいます。
皆さんはこんなことはないですか?
もしあったらそんな時はどうしてますか?
良い方法があったらぜひ教えて下さい。